ブログに戻る
AIライフ11分で読める

ド素人のAI活用 - 最初の一歩

AIの知識ゼロだった自分が、実際にAIツールを使い始めて感じたこと。失敗も含めて、リアルな体験談。

Key Takeaways

  • 最初の一歩は「とにかく使ってみる」こと
  • 質問の仕方(プロンプト)で回答の質が大きく変わる
  • AIの回答は鵜呑みにせず、自分で確認する習慣が大切

理屈はもういい、実際に使ってみよう

AIについて調べるフェーズは前回までで終わりにした。「AI生成とは」「AIの種類は」みたいな知識は、なんとなく頭に入った。

でも、正直なところ、知識だけじゃ何も変わらない

水泳の教科書を読んでも泳げるようにならないのと同じで、AIも使ってみないと分からない。だから今回は、僕がド素人として実際にAIツールを使い始めた体験を、失敗も含めて正直に書いてみる。

ChatGPTとの気まずい出会い

最初に触ったのはChatGPTだった。世界で一番有名なAIだし、まずはここからだろうと。

アカウントを作って、チャット画面が開いた。真っ白な入力欄が目の前にある。

...何を聞けばいいんだ?

これ、笑い話みたいだけど本当にそうだった。目の前に「何でも答えてくれる存在」がいるのに、質問が浮かばない。初デートで会話が続かないのと似た気まずさがあった。

とりあえず「こんにちは」と打ってみた。

返ってきたのは、丁寧で温かい挨拶。ほっとした。少なくとも怒られることはないらしい。

次に「おすすめの映画を教えて」と聞いてみた。すると、ジャンル別に整理された映画リストが返ってきた。しかもそれぞれに簡単な説明つき。

おお、これはちょっと便利かも。

最初の壁を越えた瞬間だった。

「プロンプト」という概念との出会い

しばらく適当に質問していたんだけど、あるとき気づいたことがある。

聞き方によって、返ってくる答えの質が全然違う。

例えば「料理を教えて」と聞くと、一般的なレシピがずらっと出てくる。でも「一人暮らしの30代男性向けに、冷蔵庫にある鶏肉と玉ねぎで15分以内に作れる簡単な料理を3つ教えて」と聞くと、めちゃくちゃ具体的で実用的な答えが返ってくる。

この「AIへの質問の仕方」をプロンプトと呼ぶらしい。

プロンプトのコツを調べてみたら、いくつかのポイントがあった。

具体的に聞くのが一番大事。「教えて」じゃなくて、誰向けに、どんな条件で、どんな形式で答えてほしいかを伝える。

役割を与えるのも効果的。「あなたは料理の先生です」みたいに最初に伝えると、その立場に立った回答をしてくれる。

条件を付けることも重要。「箇条書きで」「3つに絞って」「初心者向けに」みたいな制約を入れると、格段に使いやすい回答になる。

プロンプトの存在を知ってから、AIとの会話が一気に楽しくなった。まるでゲームの攻略法を見つけた気分だ。

盛大にやらかした話

ここまで順調に見えるかもしれないけど、実は大失敗もしている。

ある日、仕事で必要な情報を調べるためにAIに質問した。ある業界の市場規模について聞いたら、具体的な数字と出典まで教えてくれた。

「さすがAI、頼りになる」と思って、その情報をそのまま資料に使おうとした。

念のためと思って出典を確認してみたら、その資料が存在しなかった

AIが教えてくれた数字も、参照先のレポート名も、全部デタラメだったのだ。

これが噂に聞いていた**ハルシネーション(幻覚)**か。

AIは「分かりません」と言う代わりに、もっともらしい嘘をつくことがある。しかも自信満々に。これは本当に怖いと思った。

もし僕が確認せずにそのまま使っていたら、仕事で大恥をかいていた。いや、恥どころか信用問題になっていたかもしれない。

AIの回答は「下書き」だと思え。最終確認は必ず自分でやる。

この失敗以来、これを鉄則にしている。

Claudeとの出会い

ChatGPTを使い始めてしばらくして、別のAIの存在を知った。Claudeだ。

最初は「ChatGPTがあるのに、別のAIを使う意味あるの?」と思っていた。でも試してみたら、かなり違う個性があることに気づいた。

Claudeは回答が丁寧で、「この情報は確認してください」みたいな注意書きを自分から付けてくれることがある。さっきのハルシネーション問題を経験した僕にとって、この誠実さはありがたかった。

一つのAIだけじゃなく、複数のAIを使い分けるのも大事なんだなと学んだ。人間だって、相談する相手によって得意分野が違うのと同じだ。

初心者の僕が見つけた実践的なコツ

まだまだ初心者だけど、使い始めて感じた「これは大事だな」というコツをまとめてみる。

まず、恥ずかしがらずに基本的なことを聞く。 AIは笑わないし、バカにもしない。「こんなこと聞いていいのかな」は禁句だ。どんな初歩的な質問でも丁寧に答えてくれる。

次に、一度で完璧な答えを求めない。 最初の回答がイマイチでも、「もう少し具体的に」「別の角度から」とフォローアップすればどんどん良くなる。AIとの会話はキャッチボールだ。

そして、結果を鵜呑みにしない。 これは失敗談でも書いたけど、本当に大事。特に数字や固有名詞は必ず裏を取る。面倒だけど、この一手間が自分を守ってくれる。

最後に、定期的に使う。 たまに思い出したように使うだけだと、いつまでも慣れない。日常の小さな疑問をAIに投げる習慣をつけたら、どんどん使い方が上手くなった。

使ってみて変わったこと

AIを実際に使い始めて、一番変わったのは**「調べる速度」**だ。

以前は何かを調べるとき、検索エンジンで複数のサイトを開いて、情報を比較して、まとめるのに30分かかっていたことが、AIに聞けば5分で概要がつかめる。

もちろん、それをそのまま使うわけじゃない。でも「最初のとっかかり」としてAIを使うだけで、作業効率が格段に上がった。

もう一つ変わったのは、新しいことへの恐怖心が薄れたこと。「分からないことがあったらAIに聞けばいい」という安心感が、挑戦へのハードルを下げてくれている。

まだ始まったばかり

ここまで書いてきたけど、僕のAI活用はまだほんの入り口だ。プロンプトの技術だってまだまだだし、活用できていない場面もたくさんある。

でも、一つだけ自信を持って言えることがある。

最初の一歩を踏み出したことに、後悔は一切ない。

もし今、AIを使ってみようか迷っている人がいるなら、僕の失敗談を反面教師にしてほしい。そして、僕よりもっと上手に使いこなしてほしい。

大丈夫。最初はみんな初心者だ。僕だって、ほんの数週間前まで「こんにちは」しか打てなかったんだから。

よくある質問

FAQ

#ai#beginner#practical#tools#first-steps