AIウェブサイト構築サービスの始め方 - 1件5万円から
Claude Codeでクライアントのウェブサイトを作る副業。受注から納品まで、実践的なワークフローを公開。
Key Takeaways
- ▸ポートフォリオサイトが最強の営業ツールになる
- ▸Claude Codeで制作時間を従来の3分の1に短縮できる
- ▸契約書と明確なワークフローがトラブル防止の鍵
僕がウェブサイト構築サービスを始めた理由
副業を探していたとき、僕が最初に始めたのがウェブサイト構築サービスだった。
理由はシンプルだ。すべてのビジネスにはウェブサイトが必要だから。飲食店、美容院、コンサルタント、アーティスト。業種を問わず、ウェブサイトの需要は尽きない。
問題は、僕がプロのエンジニアではなかったことだ。HTMLとCSSは多少わかるけど、モダンなウェブサイトを一人で構築する自信はなかった。
そこでClaude Codeに出会った。このツールがあれば、Next.jsベースのプロフェッショナルなサイトを、会話しながら構築できる。実際にこのブログがその証拠だ。
ポートフォリオを作る:最初の一歩
クライアントに「ウェブサイト作れます」と言っても、実績がなければ誰も信じてくれない。
だからまず、自分のポートフォリオサイトを作った。これが最初の、そして最も重要なステップだ。
Claude Codeに「フリーランスのウェブ開発者向けのポートフォリオサイトを作りたい」と伝えるだけで、プロジェクトの骨格が出来上がる。デザイン、レスポンシブ対応、パフォーマンス最適化。すべてClaude Codeと一緒に構築した。
ポートフォリオには以下の要素を入れた。
- 自己紹介:自分の強みとスタンス
- サービス内容:提供できるサービスの一覧
- 制作実績:実際に作ったサイトのスクリーンショットとリンク
- 料金の目安:透明な価格設定
- 問い合わせフォーム:すぐに連絡できる導線
このポートフォリオがあるだけで、信頼度が格段に変わる。「口だけ」ではなく「実際に作れる」という証明になるからだ。
料金設定:安売りしない勇気
副業を始めたばかりの人が陥りがちな罠が、安売りだ。
僕も最初は「実績がないから安くしないと」と思っていた。でもこれは間違いだった。安すぎる価格は、むしろ不信感を生む。
現実的な料金設定はこうだ。
| サービス | 価格帯 | 制作期間 |
|---|---|---|
| ランディングページ(1ページ) | 5万〜8万円 | 2〜3日 |
| コーポレートサイト(5〜10ページ) | 10万〜20万円 | 1〜2週間 |
| ブログ付きサイト | 15万〜25万円 | 2〜3週間 |
| ECサイト(小規模) | 20万〜40万円 | 3〜4週間 |
最初の1〜2件は少し値引きして実績を作るのはアリだ。でも3件目からは適正価格に戻す。自分の時間と技術に対して、正当な対価を求めるべきだ。
受注から納品までのワークフロー
実際の制作フローを公開する。これが僕のやり方だ。
ステップ1:ヒアリング(1〜2時間)
最初のミーティングで以下を確認する。
- サイトの目的(集客、ブランディング、EC等)
- ターゲットユーザー
- 好みのデザインテイスト(参考サイトを3つ挙げてもらう)
- 必要なページ数と機能
- 素材の有無(ロゴ、写真、テキスト)
- 希望納期
ここでの聞き漏らしが後のトラブルに直結する。だから僕はヒアリングシートをテンプレート化している。
ステップ2:提案・見積もり(1日)
ヒアリング内容をもとに、サイトの構成案と見積もりを作成する。ここで認識のズレを潰しておくことが重要だ。
ステップ3:プロトタイプ制作(1〜3日)
ここでClaude Codeの真価が発揮される。
「カフェのウェブサイト。ナチュラルなデザインで、メニュー、店舗情報、予約フォームが必要」とClaude Codeに伝えれば、基本的な構造ができる。そこから細かいデザイン調整を会話しながら進める。
従来なら1〜2週間かかる工程が、2〜3日で完了する。このスピードが僕の最大の強みだ。
ステップ4:フィードバック・修正(2〜3日)
プロトタイプをクライアントに見せて、フィードバックをもらう。
ここで大切なのが、修正回数の上限を事前に決めておくことだ。僕は契約書に「大幅な修正は2回まで、軽微な修正は5回まで」と明記している。これがないと無限ループに陥る。
ステップ5:本番環境へのデプロイ(半日)
VercelやNetlifyを使えば、デプロイは驚くほど簡単だ。独自ドメインの設定、SSL証明書の発行、パフォーマンスの最適化まで、Claude Codeにサポートしてもらいながら進める。
ステップ6:納品・サポート(継続)
納品後は1ヶ月間の無料サポート期間を設けている。軽微なテキスト修正や画像差し替えなどに対応する。それ以降は月額の保守契約を提案する。この保守契約が安定した継続収入になる。
Claude Codeを効率的に使うコツ
クライアントワークでClaude Codeを使い込んで気づいたコツがいくつかある。
**1つ目は、最初に全体像を伝えること。**ページごとにバラバラに指示するのではなく、「サイト全体の構成はこうで、デザインテイストはこうで、必要な機能はこれ」と一度に伝える。そうするとClaude Codeは一貫性のあるコードを書いてくれる。
2つ目は、参考サイトを具体的に示すこと。「かっこいいサイト」ではなく「Appleのようなミニマルなデザインで、余白を多めに」と伝える。具体的であるほど、望んだ結果に近づく。
**3つ目は、コンポーネント単位で確認すること。**全部できあがってからチェックするのではなく、ヘッダー、ヒーロー、フッターと段階的に確認する。手戻りを最小限に抑えられる。
クライアントの見つけ方
「サービスは作れた。でも客がいない」という問題にぶつかる人は多い。
僕が実際に効果があった集客方法を紹介する。
**SNS発信が最も効果的だった。**制作過程を発信するだけで、「こういうの作れるんだ」と認知してもらえる。Before/Afterの画像は特に反応が良い。
フリーランスプラットフォームも有効だ。Upwork、Fiverr、ランサーズ、クラウドワークス。最初は低単価でも実績とレビューを集めることが大切だ。評価が10件を超えたあたりから、指名での依頼が増えてくる。
知人・友人への声かけも侮れない。「ウェブサイト作れるようになったよ」と伝えるだけで、意外と「実はうちのサイトリニューアルしたかったんだよね」という話が出てくる。
スケーリング:1人から5人の顧客へ
最初の1人目のクライアントを獲得するのが最も難しい。でも2人目からは加速度的に楽になる。
実績が増え、レビューが貯まり、口コミが広がる。僕の場合、3人目のクライアントは1人目のクライアントからの紹介だった。
同時に5件以上のプロジェクトを回すようになったら、テンプレート化を考える時期だ。よく使うコンポーネント、よくあるページ構成、よく聞かれる質問。これらをテンプレートにしておくことで、制作効率がさらに上がる。
まとめ:行動が最大の差別化
ウェブサイト構築の副業は、Claude Codeがあれば技術的なハードルは低い。
最大のハードルは「最初の一歩を踏み出すかどうか」だ。ポートフォリオを作り、SNSで公開し、1人目のクライアントを見つける。その行動ができるかどうかが、成功と失敗の分かれ目になる。
完璧を目指す必要はない。まず作り、公開し、改善する。そのサイクルを回し続ければ、スキルも収入も自然と上がっていく。